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お気に入りのポイント 泉質・にごり湯・露天風呂・個性・湯量豊富
温泉紹介
ホテル浦島は、人気の温泉一大リゾートだ。
ユニークな洞窟風呂を初めとした5カ所の風呂をスタンプ片手にめぐる楽しさだけでなく、温泉の質そのものが素晴らしいということも挙げられる。
勝浦漁港から専用の舟で行き、到着すると既に硫化水素の臭いが歓迎してくれる。建物は老朽化しているが、それを補って余りある温泉の楽しみを提供してくれる欠かすことの出来ない温泉の至宝だ。
忘帰洞
有名な忘帰洞。
海に面した広大な洞窟の中に沢山の浴槽があり、波のぶつかる音を聞きながら入浴を楽しめる。
洞窟はかなり広い。
忘帰洞。乳白色の湯が溢れている。
男女の入れ替えがあるので、違う光景や浴槽を楽しめる。
さらに奥にも洞窟は続いており、ここの浴槽は海に近いところにある。
玄武洞
こちらは別の場所にある洞窟風呂「玄武洞」。
こちらは白濁の硫黄泉に加え、一番奥に行くと無色透明の酸性泉も楽しめる。
白濁の硫黄泉とは全く趣が違う泉質で、これがまた良い湯なのだ。
すぐ外の潮騒の音を聞きながら湯につつまれるのも良い。
海に近い透明の酸性泉浴槽から振り返るとこのような光景になる。
こちらも波の音が響いており、非日常を味わえるのが良い。
手前の白濁硫黄泉の中に、温泉成分で真っ白に染まった温泉噴き出し口がある。ボコボコと音を立てながら間欠泉のように噴き出しており、実に興味深いものだ。
この施設の温泉はやはり本物だ。
渚の湯
渚の湯。今はもう使用されていないかもしれない。
こちらも各種浴槽があり、比較的穴場でゆったり出来た。
ウェブサイトを見ると、残念ながら入れる風呂が減ったように思うのだ。どんな理由があるのだろうか。
とは言え、極上の湯を様々な浴室で大いに楽しめる素敵な施設であることに変わりない。
磯の湯
磯の湯。
私が何気に気に入っている穴場の浴室。
ご覧のとおり、地味な風呂場のせいか結構空いている。
しかし、メインの硫黄泉(右側)だけでなく、無色透明の磯の湯1号泉(左側)があり、これらを交互に入るのがとても気持ち良いのだ。
小さい浴槽へのかけ流しをしていることと、客が少ない理由からか、最も館内で湯の鮮度が高いと感じる。
滝の湯
滝の湯。
ロビーに最も近い浴室。
こちらも濃厚な濁り湯を堪能出来る。
特別広くは無いが、外にも露天風呂があり、良い湯を味わえる。
内湯の右上に樽風呂まで併設されている。
滝の湯には、この他に露天風呂もあるので、普通の宿だったら、これだけでも素晴らしい施設と思うだろう。
天上の湯
長い長いエスカレーターに乗って山の上に上ると露天風呂がある。
非常に眺望が良いシチュエーションだ。
行き難いせいか、比較的空いている。
ここでも定番の白濁の良い湯を味わえる。
温泉情報 (2023年12月更新)
泉質: 含硫黄・ナトリウム-カルシウム-塩化物泉 、含硫黄・ナトリウム-塩化物泉
源泉かけ流し: ◎
住所: 〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦1165-2
電話: 0735-52-1011
営業時間: 9:00~19:00
定休日: 不明
入湯料: 1,300円 → 大人 1,500円(税込) お子様 750円(税込)
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訪問時期:2005年9,12月 2014年1月