古遠部温泉

Furutoobe onsen,Aomori,Japan 東北の温泉
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お気に入りのポイント 泉質・鄙びた風情・内湯・個性・湯量豊富

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温泉紹介

古遠部(ふるとおべ)温泉は、青森県平川市碇ヶ関の山奥にある一軒宿。
鉄分多めの濃厚な43.6℃の湯が500ℓ/分も湧出しており、男女それぞれの小さな内湯浴槽に激しい勢いでかけ流している。
そのせいで、床は常に1㎝以上の深さの湯が流れていて、浅い浴槽のようだ。
浴室に入った瞬間におおっ!と思わず声が出てしまうほどだ。

Furutoobe onsen,Aomori,Japan
Furutoobe onsen,Aomori,Japan

湯は無色透明で、炭酸の気泡で少し白っぽく見えた。
これ程の勢いで浴槽から湯が入れ替わらなければ、恐らく茶褐色に濁るタイプではなかろうか。浴室内は金気臭がし、飲泉すると鉄の味に出汁っぽい味などが混ざった不思議な味がした。
でもまずくはなかった。
湯温は43.6℃なので、湯口の近くでは結構熱いが、無加工の湯を浴びる程体験できる贅沢に酔いしれる。

湯口からは大量の湯が放出されている。
思わずニヤけてしまう。

Furutoobe onsen,Aomori,Japan
Furutoobe onsen,Aomori,Japan

浴室そのものは、かなり鄙びていて、良い雰囲気である。
歴史を感じる。

浴槽の縁と床には、温泉成分が付着し赤茶色に変色している。

Furutoobe onsen,Aomori,Japan
Furutoobe onsen,Aomori,Japan
Furutoobe onsen,Aomori,Japan

外に排出された湯は、温泉析出物で小山を形成している。
褐色の山は異様な雰囲気を醸し出している。

外から眺めるとこのようになっている。
左が湯小屋、そこから温泉析出物の山が周りの緑との違いをアピールしている。
この旅館では、温泉のパワーをまざまざと見せつけられた。
まさに温泉の至宝である。

Furutoobe onsen,Aomori,Japan

温泉成分書をみると、湧出量が478ℓ/分もある。どうりですごい湯量なはずだ。また、適温だからこそ、そのままドバドバ注げるメリットがあるのも奇跡の湯だ。温泉成分はかなり濃厚なので、温泉の堆積物も納得だ。

データからも温泉の凄さの裏付けがされているのは興味深い。

Furutoobe onsen,Aomori,Japan
Furutoobe onsen,Aomori,Japan
Furutoobe onsen,Aomori,Japan

温泉情報 (2023年12月更新)

泉質: ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉

源泉かけ流し: ◎

住所: 〒038-0101 青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1−467

電話: 0172-46-2533

営業時間: 8:30-20:00  (但し冬期間は9:00~19:00)

定休日: 無休  

入湯料: 350 円

ご注意:この情報は古い、もしくは不正確な場合があります。また、自然災害やCOVID-19による影響で営業が大幅に変更もしくは休止になっている場合があります。
訪問のご検討またはご利用の際は、ご自身にてご確認願います。

訪問時期: 2013月11月