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お気に入りのポイント 温泉文化・公共浴場・湯小屋・伝統建築・にごり湯
温泉紹介
私が別府に行く際は、必ず立ち寄る場所だ。
歴史ある木造の湯小屋は、別府を代表するだけでなく、日本の温泉文化の象徴とも云うべき素晴らしい伝統建築物だ。どっしりとしたその佇まいは圧巻。
別府に来るたびにこの建物を見ると、いつも別府に帰ってきたと実感する。
この広々とした美しい空間
入館して右奥にある内湯は、脱衣所から階段で降りて行く別府の伝統的な構造になっている。
この建築はとても素晴らしい。外観は神社仏閣のような重厚感があり、内部の浴場がこんなに素敵な造りになっているとは。
いつ見ても見入ってしまう程だ。
湯は、少し緑がかった濁りがある。
通常はかなり熱いので、水で薄めないとまともに入れない。
このガツンとくる熱い湯に浸かり、天井を眺めると竹瓦に来たぁ~、という感慨にふけられる。
床は温泉成分による析出物でコーティングされており、時の流れを感じさせる。
浴槽の縁もこのように析出物で覆われている。
竹瓦温泉の浴場は、男女が分かれているだけでなく、泉質も違うようだ。
左手が女湯なのだが、入ったことが無いのでよくわからないままだ。
また、入館して左手には広々とした砂湯の空間が広がっている。
私は利用したことが無いので詳細は分からないが、いつか入ってみたい。
この素敵な風呂に、100円で入れるのが驚異的であり、独特の温泉文化のこだわりを感じる。
残念ながらいつの間にか、この100円が300円に値上がりしたのは、時代に抗えない不況のせいか。
いつまでも別府温泉の象徴として存続して欲しい温泉の至宝だ。
温泉情報 (2023年12月最終確認)
泉質:(男湯)ナトリウム・カルシウム(・マグネシウム)-塩化物泉(旧名称 含塩化土類-食塩泉)
(女湯)ナトリウム-炭酸水素塩泉(旧名称 重曹泉)
源泉かけ流し:◎
住所:〒874-0944 別府市元町16番23号
電話:0977-23-1585
営業時間:6:30~22:30
休業日:12月第3水曜日 → 第3水曜日
入湯料: 110円 → 変更後 300円(キャッシュレス決済可能になっている)
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訪問のご検討またはご利用の際は、ご自身にてご確認願います。
訪問時期:2006年、09~13年、16年