奥奥八九郎温泉（おくおく・はちくろうおんせん）

秋田県小坂町で1974年に黒鉱調査でボーリングを行った際に地下350m程の深さから湧出した温泉。10年後位から温泉水が放出され、温泉成分による堆積物が形成され、湧出口周辺は約1mの厚さにまで堆積が進んでいる。
そこに行くと、木に囲まれた一角にオレンジ色の丘が突然現れて異様な光景に驚くことだろう。
この場所は国有林であり、正式な温泉施設ではないため、野ざらしのままだが、それがまた良い雰囲気を醸し出している。

湯は44℃で足元からジャグジーのように湧いている。
ほとんど透明で、鉄分らしい湯の華が舞っているため赤茶けて見える。

指をさした先から湧出している。
かなり激しく湧き上がっているのが伝わるだろうか。
自然の凄さを実感。

笑いが止まらない。

これほどの天然ジャグジーはなかなか無いだろう。

メインのジャグジー風呂以外にも浴槽がいくつかあるが、それは温度を冷ますためで、好みの温度の浴槽を選んで楽しめるようになっている。
メイン浴槽は結構熱い。

少し離れた浴槽に入った状態。
ゆるい湯でゆっくりできる。
こちらは湯が空気に触れる時間が長いせいか、湯は濁っている。

全体像はこんな感じだ。
車がないとここまでは来れないほどの山奥だ。