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お気に入りのポイント 泉質・湯小屋・にごり湯・析出物・個性(間欠泉)
温泉紹介
ゑびすやは、混浴の内湯がメインで、他に女性専用の内湯が扉でつながっている。
男専用の風呂は無い。
このメインの内湯には、2種類の源泉が何も加工せずにかけ流されている。
イラストの手前が梶原の湯。
奥が珍しい間欠泉の弘法の湯となっている。
木造りの湯小屋は、雰囲気満点で木の湯舟とともにより落ち着く。
梶原の湯は、39.7℃のぬるい湯だが、間欠泉の弘法の湯は52.1℃と高温だ。
弘法の湯の湯口や浴槽の縁、湯尻周辺には大量の析出物が付着しており、温泉成分の濃厚さがうかがえる。
小さな浴室に硫化水素臭もかなり強く漂っており、間欠泉のボコボコと噴き出る様子と相まって、独特の雰囲気を味わえる。
館内には飲泉所もあり、梶原の湯を飲むことが出来る。
老舗らしいエントランスの看板。
日帰りでは、入湯時間が少なく、常に他の客もいたので画像が少なくて詳細に紹介できず残念だが、かなりインパクトのある湯であり、次回は立寄りでなく宿泊してゆっくりと味わってみたい湯であった。
湯は緑がかった濁り湯で、白い析出物が印象的。やや暗い浴室には間欠泉の音が不規則に響き、独特の時間が流れているように感じられる温泉の至宝だ。
温泉分析書によると、52度の湯温の弘法の湯が間欠泉である。ちなみに、5.6分毎に噴出しているそうだ。また、39度の梶原の湯は塩原最古の湯と謳われている。
温泉情報 (HP不調で更新できず)
泉質: (弘法の湯) 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)、(梶原の湯)含硫黄-ナトリウム-カルシウム・炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)
源泉かけ流し: ◎
住所: 〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原153
電話: 0287-32-3221
営業時間: 10:10-14:00
定休日: 木曜日
入湯料: 500円
ご注意:この情報は古い、もしくは不正確な場合があります。また、自然災害やCOVID-19による影響で営業が大幅に変更もしくは休止になっている場合があります。
訪問のご検討またはご利用の際は、ご自身にてご確認願います。
訪問時期: 2009月4月