★★★★
お気に入りのポイント 泉質・鄙びた風情・内湯・個性・ぬる湯・湯小屋
温泉紹介
湯治場として1882年の創業よりぬる湯で人気の中の湯。
それだけ温泉に引き付けるものがあるのだろう。はっきり言って建物や施設はかなり老朽化が進んでおり、豪雪地帯でよく保っていられると感心するレベルである。
やはり日本の木造建築の優秀さを物語っているのであろう。
とは言え、建物など結構歪んでおり、ちょっとした前衛芸術を思わせる造形となっている。
しかし、私から見たら、歓喜するレベルの鄙び具合であり、その歴史を積み重ねた風情に大いに感動した。
中に入るとこんな感じで、湯治宿そのものです。
これなんか、宿の方のユニークさが伝わってきてほんわかする。
思わず笑ってしまった。
鄙びた脱衣所。
浴室も相当な鄙び具合だ。
この浴室が混浴で、左奥が女性専用風呂だ。
右手の湯が宿自慢の最も効能のある湯だそうだ。体温に近い位のぬるさで、長湯が出来る。
この源泉は41℃だそうなので、もともとぬるく、長湯向き。
色などはなく透明の柔らかい湯だ。
鉄分の臭いに交じって、油臭のようなものも感じられる。
かなり不思議な臭いなのだ。
もちろん不快ではなく、この温泉の個性を臭いで発しているかのようだ。
温泉情報 (以前の情報、2023年12月現在は休業中)
泉質: 単純温泉
源泉かけ流し: ◎
住所: 〒969-2751 福島県耶麻郡猪苗代町大字若宮中ノ湯甲2975
電話: 0242-64-3341
営業時間: 9:00-18:00
定休日: 無休
入湯料: 300円
ご注意:この情報は古い、もしくは不正確な場合があります。また、自然災害やCOVID-19による影響で営業が大幅に変更もしくは休止になっている場合があります。
訪問のご検討またはご利用の際は、ご自身にてご確認願います。
訪問時期: 2006月8月