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九州の温泉

2023.12.162024.01.04

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九州こそ日本最大の温泉天国であろう。巨大な火山群を有し、様々な地域で湧出量豊富で魅力的な温泉地帯が存在している。特に大分県と鹿児島県は源泉数では日本有数の保有県でもあり、古くから温泉文化が発達して今に伝えているところも特筆すべき点だ。温泉Lifeとして表現すれば、温泉の至宝だらけの宝の山だ。

大分県（別府）

別府温泉　駅周辺

別府温泉　竹瓦温泉公共浴場

★★★★★ 歴史ある木造の湯屋建築は、別府を代表するだけでなく、日本の温泉文化の象徴とも云うべき素晴らしい伝統建築物だ。どっしりとしたその佇まいは圧巻。広い空間を有する内湯も伝統的な構造であり、ガツンと熱いにごり湯もまた別府を代表する温泉だ。

別府　鉄輪温泉

別府　明礬温泉

別府明礬温泉　鶴寿泉

明礬温泉を代表する公共浴場。昔ながらの湯小屋にシンプルな正方形の木製浴槽。シンプルイズベストの典型のようだ。鄙びた雰囲気も満点で、濃厚成分の濁り湯が静かにかけ流さている。最近は湯量の低下が心配されている。

大分県（別府以外）

湯布院温泉

湯布院温泉　庄屋の館（現束の間）

★★★★★　こちらの温泉を有名にしているのは、コバルトブルーの湯。これ程美しいブルーの湯はなかなかお目にかかれない。いくら眺めても飽きの来ない温泉の至宝だ。訪問したのはかなり昔になるが、今は「束の間」という立派な温泉宿泊施設に改装された。

大分市

長湯温泉

長湯温泉　ガニ湯

★★★★★　長湯温泉中心部の川の中に、なんと無料で入れる混浴露天風呂が存在している。少し増水するとたどり着けないのがこのガニ湯だ。元々は大きめ石で組まれた浴槽なのだろうが、長湯温泉の成分によってオレンジ色に輝く独特の存在感を川の中から放っている。

天ケ瀬温泉

天ケ瀬温泉　益次郎の湯（利用休止情報あり）

★★★★★　玖珠川沿いに点在する無料で入れる露天風呂で有名な天ケ瀬温泉の中心地に立地しており、入りずらい混浴露天風呂なのだが、豊富にかけ流されている湯の新鮮さと硫黄泉ならではの香り、そして出汁のきいたスープのような味も特筆に値する。

筋湯温泉と九重エリア

赤川温泉　赤川荘

ミネラル豊富で肌に良い成分がバランスよく配合された化粧品にもなっている効能豊かな冷鉱泉が売りだ。飲泉もでき、様々な効能があるのも素晴らしい。コバルトブルーに輝く美しい湯を加温湯と交互に入ってさらに健康増進に。

大分その他

鹿児島県北部・宮崎県

霧島温泉とその周辺（鹿児島県）

妙見温泉

鹿児島北西エリア

湯川内温泉　かじか荘　【閉業】

★★★★★　お気に入りのポイント　泉質・足元湧出・泡つき・内湯・鄙びた風情・湯小屋温泉紹介足元湧出の名湯かじか荘足元湧出のぬる湯で有名なかじか荘には、2つの浴室があり、上の湯と下の湯と言う。どちらも足元湧出の絶品湯だ。また、木造の湯...

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霧島周辺（宮崎県）

霧島湯之谷山荘

★★★★★　硫黄泉と炭酸泉が豪快にかけ流され、広々した木造の湯小屋の空間を満たす硫化水素の香り。熱い硫黄泉とぬるい炭酸泉の交互入力が気持ち良さと副交感神経の刺激を倍増させる優れた温浴効果。温泉の魅力を徹底的に味わえます。

鹿児島県南部・島嶼部

指宿温泉とその周辺

指宿温泉　村之湯温泉

★★★★★ 鄙び度合いでは、私の中ではトップクラスの公共温泉だ。源泉を4本も所有しており、混合によって適温する豊かさがあり、かつては西郷さんも訪れたという歴史の重みを感じながら湯あみを楽しめる貴重な温泉の至宝だ。

大隅半島

屋久島

屋久島　平内海中温泉

★★★★★　屋久島には、海沿いというより海そのものに足元から湧く温泉露天風呂がある。その名も平内海中温泉。入力できるのは1日に2度チャンスが訪れる干潮時のみ。満潮時には名の通り海の中に沈んでしまうユニークな温泉。しかもその泉質は一級品。屋久島でマストの温泉だ。

熊本県

黒川温泉

黒川温泉周辺

人吉温泉

人吉温泉　新温泉（廃業）

★★★★★　2020年7月の人吉を襲った災害により、タイムスリップしたかのような公共浴場が閉鎖を余儀なくされた。紅茶のような褐色の湯と、真の歴史に裏打ちされた鄙びた湯小屋が圧倒的な存在感を放っていた公共浴場を偲んで記憶を後世に繋げたい。

福岡・佐賀・長崎県

福岡　二日市温泉と博多エリア

佐賀　嬉野温泉・武雄温泉

雲仙温泉（長崎）

小浜温泉（長崎）